ABOUT自己紹介

MESSAGEメッセージ

とっておき株式会社代表の弥富 仁(いやとみ ひとし)です。
私はかつてNHKの映像ディレクターとして28年以上にわたり、さまざまな番組制作に関わってきました。「サンデースポーツ」や「クローズアップ現代」の制作、作家のC.W.ニコルさんと「日本人の知らない日本へ」という紀行シリーズを担当。また、「首都圏スペシャル」という番組で小笠原諸島の世界自然遺産登録を特集した時もありました。

その中でも、「小さな旅」という紀行番組は、私にとってライフワークのような存在でした。
この番組では、視聴者の方々の「旅に関する想い出」を手紙で寄せてもらい、映像化してご紹介する「手紙シリーズ」という企画を年に2、3回行っていました。このシリーズは非常に人気があり、年に400通から600通ものお手紙を皆様からいただき、私はそのすべてを読んでいました。それを読んでいて感じたのは、誰しもが「人生の旅」ともいうべき素晴らしい想い出を持っているということです。街で普通に暮らしている方々の心の中には、それぞれかけがえのない想い出があり、みなそれを人生の支えにして生きている、ということを改めて知りました。そして、そんな「宝物」のような想い出を手紙にして寄せてくださるということは、それだけみなさん「自分の人生を誰かに知ってほしい・覚えていてほしい」という強い想いがあるのだと、改めて痛感しました。

しかし、NHKでは「小さな旅・手紙シリーズ」は年に2、3本しか作れず、わずかな方の想いしか叶えることはできませんでした。であるならば、そんな人々の「人生の旅」を映像として残す事業を立ち上げられないだろうかと想い、2016年9月末に長年勤めたNHKを退職し、2017年1月に「とっておき株式会社」を設立しました。
私はNHK時代にドキュメンタリー番組を制作していたため、自分でカメラ撮影を行うことができます。また、映像制作も得意で、取材から完成までほぼ一人で作ることができるNHKでは珍しいディレクターでした。そのため、インタビューを中心としたシンプルな演出であれば非常に安く制作できるのに加え、NHK時代にともに仕事をした優秀なプロのスタッフに依頼をすることもできます。

こだわりの服や家を作るように、世界で一つだけのこだわりの映像をオーダーメイドで創りあげます。
ぜひ、あなたの人生を「映像」という形で永く残しませんか?

  • 製作風景①

  • 製作風景②

  • 製作風景③

PROFILE弥富 仁 プロフィール

  1. 略歴

    昭和40年5月21日生まれ
    昭和59年3月 福岡県立筑紫丘高校卒業
    昭和63年3月 早稲田大学法学部卒業
    昭和63年4月 日本放送協会(NHK)に入局。番組制作ディレクターとして28年勤務
    平成28年9月 NHKを退職
    平成29年1月 とっておき株式会社設立・代表取締役就任

  2. 主な作品

    ●クローズアップ現代
    「勝負を決めた第3コーナー」(1994年)/「神の脚 ラムタラ」(1995年)
    ●ひろしま発2001
    「100円の男 矢野博丈」(2001年)
    ●小さな旅
    「レモン畑で会いましょう 小笠原諸島」(2009年)/「仰ぎ見た夢 西新宿」(2013年)
    ●小さな旅・手紙シリーズ
    「あの日に続く道」(2004年)/「語りかける風景」(2005年)/「心映す風景」(2006年)/「こころ たどる旅」(2009年)/「出会い こころ支えて」(2014年)
    ●日本人の知らない日本へ
    「熊野古道」(2007年)/「沖縄 隠された武道」(2008年)/「アイヌ 民族の誇りを歌に」(2008年)
    ●首都圏スペシャル
    「小笠原諸島 いのちの森と海」(2011年)
    ●地方発ドキュメンタリー
    「ヒコーキ野郎のトキワ荘」(2014年)